tag:blogger.com,1999:blog-6013290833765392951.post5788148604469644041..comments2024-02-13T13:52:39.422+09:00Comments on 人生論的映画評論・続: 黒衣の刺客(‘15) ホウ・シャオシェンUnknownnoreply@blogger.comBlogger5125tag:blogger.com,1999:blog-6013290833765392951.post-22569659120371748142016-04-05T12:59:22.006+09:002016-04-05T12:59:22.006+09:00コメントをありがとうございます。気がつかず、返信が遅れて申し訳ありませんでした。
「ナイトクローラー...コメントをありがとうございます。気がつかず、返信が遅れて申し訳ありませんでした。<br />「ナイトクローラー」という映画は初めて知りました。マルチェロヤンニさんの視点には、どこまでもプロカメラマンとしての鋭利な問題意識を直截に感じ取ることができます。私には及ばない世界です。私も映画の技法について勉強していますが、それはネットの情報を得て理解するアマチュアのレベルを超えようもありません。だから、とても参考になります。<br />私が好きなのは、今日、ブログにあげた「フォックスキャッチャー」のような心理描写で埋め尽くされ、観る者に様々な思考を求めるような作品です。マルチェロヤンニさんは、映画を媒介とする様々な体験を大切にして、まさに、映画と共に歩む人生を送られているのですね。<br /><br /><br />Yoshio Sasakihttps://www.blogger.com/profile/15976101306794689765noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-6013290833765392951.post-79812868500906359412016-03-28T00:42:51.851+09:002016-03-28T00:42:51.851+09:00先日「ナイトクローラー」という映画を見ました。
にわかビデオカメラマンが、報道の世界に潜り込み・・・...先日「ナイトクローラー」という映画を見ました。<br />にわかビデオカメラマンが、報道の世界に潜り込み・・・という話しでしたが、主人公がはじめて雇ったアシスタントに対して「ノーズーム、ノーパンニング」とか、さりげなく撮影前に言っていたのが良かったです。<br />映像の基本として、ズーム操作やパン、フレームインやドリーバック、カットバック演出など様々な技法があります。それぞれの技法にはそれぞれに演出効果があります。それらを駆使して感情移入しやすい(カメラマン不在)の映像を撮影する事が高い次元では必要になりますが(ドラマ/ドキュメンタリーを問わず)、多くの場合、そういうカメラマンの演出的操作がうまくいかず、やらなくても良いズームやポジション移動をしてしまい、基本的な部分である客観的な映像ではなくなってしまいます。<br />映像に詳しい知識のない人を、ビデオカメラマンにしていくという荒技に挑み続けてきたので、その部分に関しては思い入れがあります。<br />先日私が受けたある撮影レクチャーで、「プロカメラマンとアマチュアカメラマンの違いは何だと考えていますか?」という質問がありました。「撮影がうまい事?」「ミスしない事?」「期待に応える事?」「良い機材を持っている事?」など、たくさんの意見がありましたが、その人は「続けられる事」だと言い切りました。<br />挙ったのは全て「続ける」ための努力であろう、と。下手だったら依頼されないし、高い機材を買って収益が回収できなければ続けられない。プロで居続けたいと思って仕事に望む事で、プロらしい仕事が結果的に出来るのではないでしょうかという事でした。<br />だから何だという話しですが、仕事としてカメラマンを続けていると、どうしても「喜ばれる撮影って何だろうか?」とか、「見やすいカット割りは何秒くらいなんだろうか?」とか、そういった角度から考えるようになります。<br />学生の頃は、原一男さんやかわなかのぶひろ先生、河瀬直美さんの作品に感化されたりして、映像を自己表出の媒体という側面から考えていましたが、今は真逆の消費者(お客様)目線からの問いかけばかりです。<br />「ナイトクローラー」は、ジェイク・ギレンホールの怪演が絶賛のようですが、私からすれば、この人ってこういう人なんじゃないの?という感じで、何の違和感もありませんでした。演技が上手すぎて、素にしか見えないとしたら、それも損ですね。ですが、撮影の話しと同じで、存在感や努力を感じさせないこともある意味大切なんどろうと思います。マルチェロヤンニhttps://www.blogger.com/profile/16745592702180885507noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-6013290833765392951.post-37760695021214057242016-03-25T00:56:33.847+09:002016-03-25T00:56:33.847+09:00返信ありがとうございます。
幅広い知識かどうかはわかりませんが、いろいろな映画との付き合い方がある中...返信ありがとうございます。<br />幅広い知識かどうかはわかりませんが、いろいろな映画との付き合い方がある中で、私なりのお付き合いの仕方をしてきたとは思っています。<br />それは、映画の中身というよりも、それを鑑賞した時の思い出話しを大切にするという付き合い方です。<br />もしかしたら、作品の中身にこだわる人から見たら、本当にどうでもいい事なのかもしれませんが、どこで誰と見たとか、こんな面白い事に遭遇したとか、そんな映画との記憶を大切にしています。<br />ですので、旅行に行った時には、その土地の映画館に行くようにしています。<br />海外も珍しい所で、映画館に入った事がありますので、たくさんの思い出話があります。<br />NZには町の人たちが持ち寄った使い古しのソファーを座席にしていた劇場があったり、ハンガリーでは映写機が一つしかないので「フォレストガンプ」を見たら、フィルム掛け替えのための途中休憩が何度もあって長時間になってしまったり、個人的には楽しい思い出ばかりです。<br />誰も聞いてくれない事なので、こちらで少しずつでも聞いてやってください。<br />マルチェロヤンニhttps://www.blogger.com/profile/16745592702180885507noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-6013290833765392951.post-29547908187000925952016-03-24T20:07:02.815+09:002016-03-24T20:07:02.815+09:00コメントをありがとうございます。
映画に関する幅広い知識と体験をお持ちなのですね。それが仕事と結びつ...コメントをありがとうございます。<br />映画に関する幅広い知識と体験をお持ちなのですね。それが仕事と結びついておられるようで、お話も興味深いです。<br />「戯夢人生」は侯孝賢監督作品の中でも好きな作品の一つです。<br />ISのテロは,アメリカ共和党政権に最大の責任があります。今となっては、党派の別なくアメリカはその責任を果たす義務があると考えています。無辜の人々を巻き込む無差別テロは絶対に容認するわけにはいきません。Yoshio Sasakihttps://www.blogger.com/profile/15976101306794689765noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-6013290833765392951.post-28422726094296153522016-03-23T12:07:08.102+09:002016-03-23T12:07:08.102+09:00こんにちは。
あまりに含蓄のある評論に、もう脱ぐ帽子も毛髪もありません。
テロリストに関する考察は、...こんにちは。<br />あまりに含蓄のある評論に、もう脱ぐ帽子も毛髪もありません。<br />テロリストに関する考察は、今後の世界情勢を考えると、私たちはもっと考えていかなくてはならない事と感じています。<br /><br />侯孝賢は「戯夢人生」という映画を覚えています。<br />今でも撮影しているのですね。恥ずかしながら知りませんでした。<br /><br />映画誕生100年というイベントが多くやられていたので、多分1995年の事だったのではないかと思いますが、山形国際映画祭で侯孝賢監督のトークイベントを聞いた事があります。<br />その時、一人の学生らしき男性が、ハンディカメラを持って壇上(といっても普通の教室くらいでしたが)に駆け寄り、「映画100年についてどう思いますか?」と突然侯孝賢にカメラを向けました。<br />おそらくいろんな人に突撃インタビューをして作品にしようという魂胆なのだと思いますが、「突然日本語で「映画100年!」って言われても、驚くばかりでどうしようもないよね」というのが、ゼミの先生と参加という、いたって安全地帯から傍観している私たち学生の意見でした。<br />あの年は、押井守監督のレクチャーが「パトレイバー2」の上映後にあるというので楽しみにしていましたが、何かの予定が入ってしまったという事で、脚本を担当した伊藤和典さんが急遽行ってくれました。ところがこの人の話しが大変面白く、脚本を書く人って頭が良いんだなーと思った記憶があります。<br /><br />話しは逸れますが、昔「ゾンビ」の特別上映会でロメロ版とアルジェント版をオールナイトで上映するという企画がありました。ほとんど同じなのですが、マニアは確かめたいのでしょう。<br />その時はロメロが来るのではという期待があったので高校時代の友人を誘い行きましたが、孫が生まれるとかいう話しで来ていませんでした(本当かどうかは分かりませんが)。私たちは「ゾンビと孫とどっちが大切なんじゃい」と笑って帰りました。マルチェロヤンニhttps://www.blogger.com/profile/16745592702180885507noreply@blogger.com